元旦ビューティ工業株式会社

マルクヨクサンキュー 0120-09-49-39

換気棟を付けることのメリット

換気棟の役割や、設置時に注意したいポイントを解説

近年、省エネ住宅・建物の長寿命化・熱対策などへの関心が高まり、換気棟の設置を検討される方が増えています。ここでは換気棟の役割や、設置時に注意したいポイントなどを解説しています。

換気棟(かんきむね)とは

屋根の頂部である棟(むね)に取り付け、小屋裏(屋根裏)の換気を行うものです。

換気棟が必要な理由

小屋裏(こやうら)は屋根と天井の間のスペースのことを指します。屋根裏・天井裏とも呼ばれます。

かつての住宅は気密性が低く、空気や湿気が屋外に常時放出されていました。しかしそれでは夏は暑く冬は寒いという問題がありました。

そこで室内の温度を快適に保つために、天井や壁に断熱材を入れ室内を囲むことで気密性を高める住宅が増えました。ですが、断熱材に隙間があるとそこから熱が伝わってしまいます。

冬には室内の暖められた空気が上昇し小屋裏に集まります。それにより屋根から伝わる外気との温度差で結露が生じ、カビや屋根・天井の木材を腐食させる原因になります。

一方夏には屋根から伝わる熱で、小屋裏には高温の空気がこもります。それにより天井から室内にも熱が伝わり暑さを感じたり、冷房効率の低下をまねきます。

近年では隙間なく断熱材を設置している住宅もありますが、小屋裏の空気がこもれば水蒸気の逃げ場がなく、屋根上からの熱による温度差が結露を引き起こす可能性もあります。

換気棟があれば熱や湿気を排出する

そこで、換気棟が活躍します。小屋裏にこもる熱や湿気を排出することができれば、夏場の暑さ対策をしながら家屋の耐久性を高められるからです。

換気棟の仕組み

換気棟を取り付けるには、屋根の頂部に空気の抜け道を作り、その上に排気用の孔のあいたカバーを設置します。

暖かい空気は上昇する性質により、換気棟の孔から排出されます。
なお、換気棟の孔から雨水が入ることで雨漏りに繋がるのではないかと心配されるかもしれません。ですが弊社の「住宅換気棟」は孔から入った雨水を外部に排出する構造になっているため、雨漏りには繋がりにくいものです。

省エネ住宅と相性が良い

エネルギー問題・地球温暖化・環境問題などに呼応し、省エネ住宅が注目されています。高断熱・高気密が基本となり住空間の快適性が向上する一方で、こもった熱気・湿気を逃す換気棟は換気効率の高い有効な手段と言えます。

換気棟は、小屋裏を換気することで、夏の冷房効率を向上させ使用電力の削減に貢献します。

通気口がある家なら換気棟がより有効に

例えば家屋の軒裏(屋根の軒先の裏側)に通気口(吸気口)が設けられている場合は、換気棟の換気効率が高まります。

元旦の住宅換気棟はここが違う

弊社では、独自の技術とアイディアにより、換気性能が高く、建物内部に雨水が入らない仕組みの住宅換気棟をご用意しております。

独自技術1.上向きルーバー

元旦の「住宅換気棟」は換気性能を高めるため、ルーバー孔が上向きに開口しています。ルーバー孔から入った雨水は、防水板で屋根内部への浸入を防止し、外部へ排出します。

独自技術2.頂部ウイング

元旦の住宅換気棟は頂部ウイングが特徴です。シンプルな構造ですが、この工夫一つで換気性能が高まる重要な存在です。自然の風が流れて頂部ウイングに当たるとその反対側の圧力が低下し、それによって換気棟内部の空気が外部へと引き上げられ排出されます。
このように自然の風力を利用し、換気効率を向上させる仕組みを実現しています。

フラットタイプなら目立たず、すっきりとしたデザインに

屋根の形状やデザインによっては、換気棟をあまり目立たせたくないといったご要望もあるかと思います。そのため当社では標準タイプに加え、フラットタイプの換気棟も両棟用と片棟用の二種類をご用意しております。屋根の外観に合わせてお選びいただけます。

屋根工事の際は、住宅換気棟をご検討ください

住宅換気棟による小屋裏の換気は、省エネ・住み心地の向上・住宅の長寿命化に有効です。元旦の住宅換気棟はオンリーワンの工夫がされた高い換気性能と水密性能を有する、お勧めの換気棟です。

住宅換気棟 製品ページ

お問い合わせ