建物に欠かせない「屋根」を
図面でかたちにしていくのが
設計の役割です。

意匠や構造、環境への配慮など、
設計者の意図を汲み取りながら
最適な屋根の姿を考え抜きます。
3D CADによる立体的な設計を通じて、
部材の納まりや施工性も
リアルに検証します。

自分の描いた図面が、
やがて街のランドマークになる。
そんな誇らしさを味わえる仕事です。

設計の役割

建物設計者の想いをくみ取る

屋根の設計は、建物設計者の「こうしたい」という想いを正しく受け取ることから始まります。
打ち合わせを重ねながら、意匠や構造などの意図を丁寧にくみ取り、屋根設計へとつなげていきます。
時には、その場で答えが出せないことも。
その時は先輩や仲間の力を借りながら、最適な提案を考え抜きます。

施工図をすり合わせていく

くみ取った意図を、図面に落とし込むのが設計者の腕の見せどころです。
最初は先輩の指示のもと、製品知識を活かして図面を描くところからスタートします。

設計会社や建設会社の担当者と調整を重ねながら、完成へと近づけていきます。

施工図に落とし込む

すり合わせた内容を元に、実際の現場で使われる施工図を仕上げていきます。
最短の時間で最良の図面を目指して設計しますが、困った時は先輩や後輩、仲間と意見を交わしながらベストな解決策を導き出します。

図面が現場で採用され、実際の建物となった時の喜びは、大きなやりがいにつながります。

数年後の自分が
楽しみになる
成長のステップ

STEP 01研修

入社後は約3か月の研修を通して、社会人としての基礎と、元旦の設計職に必要な土台を身につけていきます。
本社での座学をはじめとした、白州技術センターや工務での研修、営業研修など様々な視点から屋根づくりを学びます。

本社研修

まずは本社にて、各部門の説明を行います。
その後、ビジネスマナー、製品や技術の概要、ソリューション営業の基礎などを座学形式で学びます。

技術系以外の部門の内容も含まれるため、幅広い視野が身につきます。

建築や屋根について知らなくても、知識を深めることができます。

白州技術センター・工場での研修(山梨)

金属屋根の成形ラインの見学と、施工体験を行います。
施工体験では、実際に自分の手で取り付け、屋根がどのような順序で完成していくのかを体感できます。

製品の構造への理解が一気に深まります。

同期みんなで屋根の組付けを行いました!

工務研修

必要な材料の種類や数量を割り出す積算や、CADソフトでの図面作成の演習を行います。

また、現場研修も実施します。
施工中に気になった点を写真で記録し、それをもとに解説を受ける等の実践を通じて、施工管理者の役割や安全管理、各種製品の施工方法について学びます。

STEP 021年目の仕事

1年目は3DCADの操作や図面の読み方など、設計としての基本の習得から始まります。
織込み図や施工図の作成、問い合わせ対応などを通して設計の基礎を身につけていき、経験を積みながらできることを増やしていきます。

自分の図面が建物の一部になる実感を得ながら、設計者としての第一歩を踏み出します。

1年目でCAD操作はだいぶできるようになりました。

STEP 032年目の仕事

2年目からは、図面作成に加えて積算業務も本格的に担当します。
全体に関わるコスト意識が身につき、営業や生産管理など他部署とのやり取りも増えていきます。

1人で任される仕事も増え、少しずつ設計者として自立していく1年です。

年の離れている先輩にも、聞いたら教えてもらえる環境です。

STEP 043年目以降の仕事

3年目以降は、設計図の作成から積算まで、1つの物件を1人で任される立場になります。

特注対応や複雑な納まりに取り組むことで、技術力は着実に深まり、設計者としての自信がついていきます。

自分で作成した図面が現場で反映された時、やりがいを感じます

将来は、
屋根の設計で建築を導く存在に

設計の一線で活躍するためには、建築や製品の知識、現場経験、そして探究心が欠かせません。
当社の設計職は、建築の設計者と向き合い、最適な納まりや工法を主体的に提案しながらプロジェクトを前に進めていきます。

様々な案件で経験を重ねることで、やがては「この人に任せたい」と頼られる、屋根設計の要となる存在へと成長していきます。

誰かに話したくなる仕事が、
ここにある

人々の記憶や地図に残る建築物の屋根を、自分の手で設計する。
それが、当社の設計の醍醐味です。

私たちが手掛けるのは、建築家が挑む新しいデザインの建物から、歴史的建造物を未来につなぐ修復プロジェクト、
自然災害に強くする屋根リフォーム、さらには屋根一体型の太陽光発電の普及など多岐にわたります。
そうした多様な建築に対して、意匠・構造・機能性のすべてを考慮しながら、屋根という専門領域で建築を支えます。
自分が手がけた設計図から製品がつくられ、職人の手を経て、やがて街にその姿を現します。

「この屋根は、自分が設計したんだ」
そんな誇りを持てる仕事が、ここにはあります。
あなたのエントリーをお待ちしています。

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