日々の質問に答える
ことが、自分の
成長にも
つながっています。

Iさん

設計(2011年入社)

設計のお仕事をされているIさんにインタビューしました。

Work

入社当初はどんなお仕事から始まりましたか?

最初は施工図面の作成からはじめました。
建設現場で屋根を施工するための図面なので、実際に現場にも足を運んで確認を行っていました。
図面上で見るのと、現場で実際に見るのとでは違いがあるということを実感しました。

これまで、どのようなお仕事をされてきましたか?

海外事業部に所属し、海外案件を担当していたことがあります。
具体的には、海外物件の施工図面の作成や材料手配などを行いました。

海外事業部でのお仕事で、日本でのお仕事と違いは感じましたか?

業務内容としては国内と大きくは変わりませんが、輸出の手続きが加わります。
海外案件では、製品の輸出手配まで含めて対応する必要があります。
輸出する物の内容や重量、数量等を申請したり、梱包状態の確認をしたりします。

Reason

元旦ビューティ工業を選んだのはなぜですか?

通いやすい立地に加え、安定した環境で働ける点に魅力を感じ、当社を選びました。

入社前に不安だったことはありますか?

特に大きな不安はありませんでしたが、屋根や建築についての知識はまっさらな状態からのスタートでした。
正式に配属されてから少しずつ覚えていこうという気持ちで臨んでおり、実務の中で知識を身につけていくスタンスでした。

Episode

北京「元美術館」

中国でのお仕事は、どのような内容でしたか?

現地の施工現場で、管理業務を担当しました。
現地にスーパーバイザーという施工管理の担当者がいて、通訳の方を通して施工の内容について指示を出していました。

海外の現場と、日本国内の現場にはどんな違いがありましたか?

特に安全面での考え方の違いが大きかったです。
例えば中国では、設置されている足場が竹を使ったものを使用していることもありました。

海外業務での経験が、現在の仕事に活きていると感じる場面はありますか?

中国での出張経験をきっかけに、海外の案件を担当する機会が増えました。
現在でも英語でのメール対応や、図面の英訳なども担当しています。
社内でも海外出張を経験した人はまだ多くはないので、良い経験ができたと感じています。

How I Work

英語力を高める取り組み

海外出張に向けて、取り組んだことはありますか?

海外事業部に配属されてから、社内で行っていた英会話の講習を1年半ほど受講しました。
簡単な日常会話の聞き取りレベルまで対応できるようになり、英語でのメール対応や図面の英訳にも役立っています。

Growth

どんな時にやりがいを感じますか?

自分で作成した図面が、現場で実際に反映されたところを見るときに、やりがいを感じます。
完成した屋根を見ると、「自分の関わった仕事が、こうして形になるんだ」と実感できる瞬間があります。

業務を通して成長を感じる瞬間はありますか?

10年目を迎えてから、社内外を問わず質問される場面が増えてきたと感じています。
質問に答えるために調べ直したり、再確認したりする中で、自分の理解が深まっているのを実感します。
日々の質問が、自分の成長にもつながっています。

これから挑戦してみたいことはありますか?

今建築業界全体で、寸法・材料・性能・コストなどの情報を組み込んだ“BIM(Building Information Modeling)”の需要が高まっています。
社内でもBIMデータの整備を進めていますが、これからは、単なる3Dを用いた設計ではなく、施工や維持管理まで活用できるBIMの仕組みを理解し、自分だけでなく設計部門全体のスキルアップに貢献していけるようになりたいです。

Message

当社は金属屋根の「メーカー」という立場だからこそ、製造・研究開発・設計・施工管理・営業など、ものづくりの全工程に関わる様々なポジションがあります。
商社であれば営業だけ、工場だと製造だけというように、職種が限られる場合も多いですが、当社では建物の完成に向けて必要なプロセスを自社で担っているため、自分に合った業務を見つけやすい環境です。
入社後には各部署での研修もあり、製品知識や業務内容についての理解を深められる機会が用意されています。

「どんな仕事が向いているのかまだわからない」という方にとっても、実際の業務を通して適性を見極めながら成長できる職場だと思います。