自分が関わった建物が、
形として残るところに
やりがいを感じます。

Sさん

設計(2014年入社)

設計のお仕事をされているSさんにインタビューしました。

Work

入社当初はどんなお仕事から始まりましたか?

入社から現在まで設計業務に従事しており、まずはAuto CADの操作を覚えるところからスタートしました。
学生時代に使っていたCADとは種類が違ったので、操作方法を覚え直す必要がありました。
マニュアルを活用しながら、習得していきました。

現在、どのようなお仕事をされていますか?

現在は、物件の担当として施工図を任されています。
基本的に設計は一つの案件に対して一人で行います。

設計として、日頃どのようなお仕事をされていますか?

屋根施工に必要な施工図の作成や、当社製品を建物の設計に組み込んでもらうための図面作成、さらに営業担当者からの問い合わせ対応などを行っています。
また、3D CADを活用して屋根の納まりを検討したり、提案資料の作成や屋根形状の解析にも取り組んでいます。

Reason

元旦ビューティ工業を選んだのはなぜですか?

大学の就職課で紹介していただいたのがきっかけです。
所属していたゼミの教授が、当社に知り合いがいたというご縁もあり、設計職での就職先として検討することになりました。

設計職として働きたいと思ったのはなぜですか?

学生時代は建築系学部に在籍し、設計課題などを通じて図面作成の経験がありました。
そのため、就職活動では総合職の中でも、特に設計職を希望していました。

入社前に不安だったことはありますか?

若手社員や女性社員がどれくらい居るのか、会社内の実際の雰囲気が気になっていました。
入社後は同世代の社員も在籍していることがわかり、最近は女性の社員も増えてきたため安心しています。

Episode

印象的だったお仕事はありますか?

9〜10年目の頃に携わった、公共の体育館の屋根設計が特に印象に残っています。
この建物はおまんじゅうのような丸みを帯びた形をしていて、3D CADでは形状が完全には検証できませんでした。

そこで、模型を自作して検証することにしました。
骨組みをつくり、粘土を使って丸みを再現し、紙を貼って屋根材のように見立てながら検証を進めました。
紙が浮いてきたり、たわんだりする箇所を確認しながら、試行錯誤を重ねて検証したことを覚えています。

完成した建物をご覧になった時、どんなことを感じましたか?

苦労を重ねた分、完成した姿を目にしたときは感無量で、深い達成感を覚えました。

How I Work

情報をつなぎ合わせて形にする

お仕事を進める中で、難しさを感じたことはありますか?

入社当初は、大量の設計図面の中から屋根に関する情報だけを抜き出す作業に苦労しました。
様々な業種の図面が混在している中から、屋根に関係ある図面を見極めてピックアップする必要があります。

当時は、図面に書かれている略語の意味もよく分からず、「これは屋根の情報なのか?」というところから先輩に聞いて確認しながら覚えていきました。

想像していた設計職とのギャップはありますか?

学生時代はもっとシンプルな図面を描いていたので、実務との違いに驚きました。
また、メーカーということで決まった納め方などがあり、どのような案件も対応できると思ってましたが、実際には物件ごとに仕様が異なり、ほぼオーダーメイドでした。
想像していたよりも手作業が多く、柔軟に対応する力がつきました。

Growth

どんな時にやりがいを感じますか?

建物が完成して、屋根の下に自然に人々が集まりにぎわう様子を見たとき、この設計に携われてよかったと強く感じます。
屋根と人との空間を通じて、人のつながりを生み出せたと実感し、大きなやりがいを感じます。

業務を通して成長を感じる瞬間はありますか?

経験を重ねる内に、図面から屋根を想像できるようになりました。
また、複雑な3D形状や施工方法が難しい場面では、資料を工夫してお客様に伝えるようにしています。
「こうすればもっと分かりやすいかな」と3Dツールを駆使して試行錯誤しながら図面に表現し、伝えたいことをお客様に理解していただけた時に、成長を実感します。

Message

当社は、屋根メーカーならではの働きやすさがあると感じています。
設計職として安心して働ける環境が整っています。
また、若手のうちから大規模なプロジェクトに携われる機会があるのも魅力の一つです。
物事をコツコツと根気よく取り組むことができる方に、向いている仕事だと思います。

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